2023.06/23
採用情報
消防職員(交替制勤務)の1日
私たち消防職員は、火災が発生した時や、急病人などの119番通報があった場合、すぐに現場へ出動できるよう、1日を通して災害の発生に備えています。
では、消防職員は、普段どのような仕事をしているのでしょうか?
このページでは消防職員の1日について紹介します。
明日の朝までの24時間勤務が始まります。前日勤務の職員と事務引継ぎを行い、勤務を交替します。
いつ出動指令がかかってもすぐに出動できるよう、車両や車両に積載している資機材などの点検を行います。 この点検は、毎日必ず行い全て問題なく作動するか確認します。
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消火活動を行う警防、傷病者に適切な応急処置を行う救急や人命救助を行う救助等、各隊が災害を想定した訓練を実施します。
この日は消防署の近くの幼稚園に通う園児の皆さんが庁舎見学に来てくれたので、庁舎の中を案内したり、車両の説明をしました。
正午から午後1時までは休憩時間です。昼食後は、仲間と談笑したり、自習をしたり、運動する等して各自が思い思いの時間を過ごます。
119番通報の受付や災害出動したときの報告書の作成等、それぞれが担当している事務を行います。
この日は、職員が講師を務めて最近発生した火災の出火原因を分析する研修を実施しました。
夜間勤務に備え、食事と休憩を取ります。
訓練や事務処理の合間に庁舎内のトレーニング室で体力錬成を行います。
消防職員は、体力がなければ務まりません。筋力トレーニングなどを行い、常に体を鍛えています。
交替で庁舎内の仮眠室で仮眠(午後8時から翌日午前7時30分までの間に6時間30分)を取ります。
しかし、災害はいつ起こるかわかりません。仮眠中であっても災害が発生すれば仮眠室に指令音が鳴りひびき、すぐに災害現場へ出動します。
なお、当消防本部では、現在、職員のプライバシー確保の観点から仮眠室の個室化を進めています。
また、三島消防署と裾野消防署では、女性職員専用の仮眠室、風呂、洗面化粧台及び洗濯機を設置しています。
次の勤務の職員が気持ちよく業務に取り組めるよう、庁舎や車両の清掃を行います。
事務引継ぎを行い勤務を交代を済ませ、帰宅してゆっくりと体を休めます。この日を「非番」といいます。
日頃の訓練や業務の合間には、職員同士コミュニケーションをとって絆を深めています。こうして築いた絆が災害現場での活動に生かされています。
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