• 2022.01/11

  消防行事

  ロープ高所作業特別教育・墜落制止用器具特別教育を実施しました

１月６日と７日に大西隆介様を講師に招き、富士山南東消防本部にてロープ高所作業特別教育及び墜落制止用器具特別教育を実施しました。

労働安全衛生規則の一部改正に伴い、高さが2m以上で作業床を設けることが困難な箇所において、労働者が昇降器具を用いて、当該昇降器具により身体を保持しつつ行うロープ高所作業の危険防止を図るため、ロープ高所作業特別教育が義務付けられているため、昨年度に引き続き大西講師に講義をいただきました。

座学では、事故事例を基に、事故発生原因を様々な視点から解析し、どのような予防対策が必要であるのか説明いただきました。平素の消防活動で注意しながら行っている作業であっても、安全管理の再徹底が必要であることを改めて認識することができました。

実技では、座学で培った知識を基に、平素使用している墜落制⽌⽤器具等を含む救助資機材を用い、ロープ高所作業を安全かつ合理的に行うことができました。

また、登山時に使用する技術や高所作業を伴う他の職種の技術や知識について織り交ぜた講義をいただき、多くの発見がありました。

本教育で培った知識や技術を代々の職員に受け継ぐとともに、訓練を通じて検討を重ねることにより、多様化する救助現場で迅速・安全な活動を実施していきます