2020.11/13
消防行事
ロープ高所作業特別教育及び墜落制止用器具特別教育を実施しました
11月11日と12日に大西隆介様を講師に招き、富士山南東消防本部にてロープ高所作業特別教育及び墜落制止用器具特別教育を実施しました。
大西講師は山岳救助や危機管理の研究をされており、登山用品店での勤務を経て、現在は主に消防職員へのロープ救助や安全教育研修実施されています。
登山での事故例や労働安全の知見を消防活動に反映させた大西講師の講義は斬新であり、
編みロープによるロープレスキューの基礎や安全管理の知識について講義をいただき、職員は熱心に傾聴しておりました。
ロープ資器材による降下・登はん・上げ下げの技術など、基本の確認から応用まで多岐に渡る講義で、新たな知識を取り入れることができました。
また、実技訓練では、編みロープ及びフルハーネス型墜落制止用器具を用いた降下及び登はんの基礎訓練から、都市型救助器材を用いた訓練まで幅広く実施しました。
救助資器材とロープの組み合わせによる力の分散や応力について再確認するとともに、要救助者をいかに安全かつ迅速に救助できるのか検討し、新たな発見も多くみられました。
これまで培ってきた知識や技術に加え、本教育で得た新しい知識や技術を取り入れ、多様化する救助現場で迅速・安全な活動を実施していきます。
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