2022.07/14
消防行事
箱根・芦ノ湖で実施された合同水難救助訓練に参加しました
4月に発生した知床遊覧船沈没事故を受け、夏季行楽シーズンを前に、芦ノ湖での救助技術の向上と災害時の連携及び協力体制の強化を目的に「合同水難救助訓練」が実施され、当消防本部から10名の職員が参加しました。
芦ノ湖は、当消防本部の管轄にも近接していることから、消防相互応援協定を締結している箱根町消防本部から災害発生時に救助の応援要請があることも想定されるため、初の県境を越えての合同訓練参加となりました。
救助訓練は、「芦ノ湖箱根園湾にて水陸両用忍者バスと小型ボートが衝突事故を起こし、小型ボートに乗船していた3人が湖面に投げ出された。その内の1人が事故発生場所付近でおぼれ、1 人が沖合に流され、1 人が水没して行方不明となった。なお、忍者バスが航行不能となり、車内に乗員、乗客約20 人が取り残されている」との想定で行われ、当消防本部は20人乗りの救助ボートを出艇させ、取り残された乗員、乗客の救助活動を行いました。
【消防長所感】
当消防本部では、日々救助ボートの組み立て及び操縦訓練を実施していますが、今回の実践的な訓練に参加できたことに感謝します。訓練では、漂流する船への接近の難しさを実感させられる等、訓練を通じて得られた教訓を今後の訓練や災害活動に生かしていきたいと思います。
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