2022.07/28
消防行事
緊急消防援助隊全国訓練(図上訓練)に参加しました
「午前9時に遠州灘を震源とする「M8クラスの先発地震」が発生した後、四国沖を震源とする「M8クラスの後発地震」が発生し、静岡県のほか複数の県で最大震度7を観測。太平洋沿岸部を中心に広範囲で津波浸水、内陸部では土砂災害、火災などの甚大な被害が発生している。」という想定で緊急消防援助隊全国訓練(図上訓練)が実施され、当消防本部も参加しました。
今回の訓練は、総務省消防庁、静岡県、県内16消防本部、県内各市町等が参加する大規模な訓練で、訓練想定を参加者に明らかにしないで実施され、膨大な数の救急要請、至るところで発生する救助要請や火災に対し、限られた部隊をどう出動させるか、また、県外から救護に来る緊急消防援助隊を円滑に受け入れるための受援体制の確立に主眼をおいて実施されました。
当消防本部管内においても各所から膨大な出動要請が寄せられましたが、ホワイトボードや管内の地図に情報を整理し、部隊をスムーズに出動させるとともに、県外からの救急援助隊への受援体制を整えることができました。
今回のような訓練では、消防本部に寄せられる情報と出動部隊の状況をいかに素早く整理し、適切な判断が下すことができるかが求められますが、当消防本部として改善点としてはどのようなものがあったか、11月に実施される実働訓練や実際に災害が発生した際に生かせるよう、しっかり検証を行います。
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