• 2022.12/14

  消防行事

  航空隊連携研修が開催されました

当消防本部の職員を対象に、静岡県航空隊の職員による「航空隊連携研修」が開催されました。

静岡県航空隊は、ヘリコプターを活用して消防活動における救助、救急、消火、災害情報収集等の業務に迅速に対応するために静岡県が設置した組織で、県の職員と県内各消防本部から派遣された職員で構成されており（当消防本部からも１名の職員を派遣しています。）、主に救急車がたどり着けないような山奥で遭難した傷病者を救助する活動に従事しています。

今回の研修は、航空隊と消防本部との連携強化のために開催され、過去の消防職員との現場活動において事故が発生しかねなかった事例を映像で紹介しながら、消防職員が活動中に守らなければいけないことを学びました。

ヘリコプターは、ローター（回転する翼）を回転させたまま着陸して傷病者を救急隊に引き渡すため、ヘリコプターには後方から近付いていけないことや、着陸地点には風で飛ばされてしまうようなシート類は携行しない等、通常の活動とは異なる配慮が必要であることを学びました。

今後も今回のような研修や訓練を積み重ね、1秒でも早く、そして安全に傷病者を搬送できるよう努力してまいります。