2021.03/04
消防行事
CBRNE災害を想定した訓練を実施しました
富士山南東消防本部では、令和3年3月3日、CBRNE災害を想定した訓練を実施しました。
CBRNE(シーバーン)とは、化学 (chemical)・生物 (biological)・放射性物質 (radiological)・核 (nuclear)・爆発物 (explosive) の頭文字を取ったもので、これらによって発生した 災害 を CBRNE災害と言います。
CBRNE災害は、テロ攻撃の手段や大規模な事故災害の原因となるもので、今回の訓練は、化学事故に伴う災害を想定し、CBRNE災害時に円滑な対応ができるよう行ったものです。
訓練では、災害発生状況に応じ、危険区域について区画し、危険区域の領域に対応する防護服を着装して活動を実施しました。
一方で、除染活動のための資機材搬送及び施設設営を行い、要救助者及び活動隊員の受入れを連携して行いました。
また、活動後の要救助者及び隊員へ除染活動を実施し、汚染者の症状悪化の防止、救急隊や医療機関関係者への二次的被害を防止しつつ、早期の医療機関への収容を目指しました。
今後も複雑多様化する災害に備え訓練を企画し、地域の皆様が安全・安心に暮らすことができるよう、継続して研鑚を重ねてまいります。
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