令和元年8月の九州北部を中心とした豪雨では、佐賀県の工場から大量の油が流れ出す事故が発生しました。
危険物施設が風水害の被害を受けると、大量の危険物が流出したり、周囲を巻き込む大爆発を起こしたりするなど、周辺地域にも大きな影響を及ぼします。
いざという時のために、平時から台風等の風水害に備えておくことが重要です。
消防庁から危険物施設を風水害から守るために、風水害対策のポイントをまとめたガイドラインが発出されました。
つきましては、ガイドラインに基づき、各事業所で改めて風水害対策についてご検討ください。
【風水害対策の3つのポイント】
1.平時からの事前の備え
2.風水害の危険性が高まってきた場合の応急対策
3.天候回復後の点検・復旧
ハザードマップをチェックし、所有する危険物がハザード地区に該当した場合、施設形態に応じて、必要な対策を講じる必要があります。
1.製造所(PDF:301KB)
2.屋内貯蔵所(PDF:290KB)
3.屋外タンク貯蔵所(PDF:306KB)
4.屋内タンク貯蔵所(PDF:281KB)
5.地下タンク貯蔵所(PDF:275KB)
6.簡易タンク貯蔵所(PDF:285KB)
7.移動タンク貯蔵所(PDF:258KB)
8.屋外貯蔵所(PDF:278KB)
9.給油取扱所(PDF:285KB)
10.販売取扱所(PDF:283KB)
11.移送取扱所(PDF:274KB)
12.一般取扱所(PDF:303KB)
13.風水害対策における初動対応のフローチャート1~3(PDF:1.4MB)
14.危険物施設の対応タイムラインに対応したフローチャート(PDF:970KB)
令和2年6月に、国土交通省・経済産業省から「建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン」が公表されました。危険物施設の電気設備に対する風水害対策の参考としてご活用ください。
1.建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン(PDF:3.5MB)
2.建築物の風水害対策のガイドラインについて(参考資料)(PDF:9.5MB)
総務省消防庁からの通知(令和元年9月20日付け 消防危第143号)(PDF:394KB)
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