電気製品の差し込みプラグや延長コードの差し込みプラグのトラッキング現象による火災が当消防本部管内で発生しています。トラッキング現象とは、コンセントに差し込んだプラグに付着した綿ぼこり等が湿気を帯びることにより、差し刃の間で微小なスパークが繰り返し起こり、やがて差し刃間に電気回路が形成され発火する現象です。
①コンセントに差し込みプラグを長期間差し込んだままにしていると、コンセントとプラグのすき間にほこりが溜まります。
②溜まったほこりが湿気を帯び、付着したほこりと湿気により、差し込みプラグの両極間でスパークが繰り返し発生します。
③繰り返し発生するスパークにより、プラグの両極間の絶縁物が炭化します。
④炭化したところに電気が流れ発火します。
☛差し込みプラグは、使用時以外はコンセントから抜くよう心がけましょう。
☛長い期間差したままの差し込みプラグは、綿ぼこり等を取り除きましょう。また、定期的に点検し、発熱等の異常がある場合は、直ちに使用を中止してください。
☛特に、ほこりや湿気の多い環境で使われているものや、家具等の陰に隠れて気付きにくいものは注意しましょう。
☛トラッキング現象を防止するためのプラグやタップを使用しましょう。
関係リンク先 当消防本部HP
nite 独立行政法人製品評価技術基盤機構ホームページ
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/01320101.html
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