高層マンション(高層とは高さ31mを超える建築物。概ね11階以上)は、避難に時間を要し、火災拡大時の人命危険が大きい防火対象物です。そのため、避難経路の確認、消防訓練の実施、設置されている消防用設備等の位置の確認など、日頃から家庭での防火に関する関心を高めることが大切です。
また、高層マンションに居住している方は、居住している階数に関係なくカーテン、布製のブラインド、じゅうたん等は、防炎性能を有する物品の使用が消防法で義務付けられています。
防炎とは、「燃えにくい」性質のことです。繊維などの燃えやすい性質を改良して防炎の性能を与えると、小さな火源(マッチやライターなど)に接しても炎が当たった部分が焦げるだけで、容易には着火せず、着火しても自己消火性(小規模燃焼において(有炎、無炎を含む) 燃焼が継続しない性質)により燃え広がらなくなります。
「防炎物品いろいろ」パンフレット(公益社団法人 日本防炎協会) (PDF:2MB)
防炎物品には以下のような防炎表示があります。
安全・安心な暮らしを守るため、防炎物品を使用し、火災を予防しましょう。
富士山南東消防本部 予防課
TEL.055-972-5802
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